50周年記念継続事業としての『ヒブワクチン接種促進運動』

 2008~2009年国際ロータリーの李東建会長は世界中で子供の死亡率を低下させ、「将来への希望とチャンスを子供たちに与える」ために、自分のできることをしよう、子供たちの「夢をかたちに」しようと訴えられました。
世界を見渡せば、発展途上国においては劣悪な衛生状態、水不足、貧困と飢餓、低い教育などにより毎日3万人もの5歳未満の子供たちが死んでおります。このことはロータリーが国際奉仕活動として何をしなければならないかを明確に示しております。さてわが日本、地域社会を見渡すとき子供たちに対する保健、医療は万全かという疑問が沸き起こります。小児科専門医によりますと日本は細菌性髄膜炎の予防接種が先進国の中で遅れているとのことであります。
 脳性麻痺や聴力障害などさまざまな後遺症を残し、子供たちから将来の夢を奪うことにつながる細菌性髄膜炎を予防するため、欧米先進国ではワクチンの接種が公的支援を得て広く行われているとのことであり、日本ではワクチンがようやく認可になろうとしている段階で乳幼児全員が接種を受けるにはこれから遠い道のりを行かなければなりません。
 札幌東ロータリークラブは今年創立50周年を迎えます。この節目の年にあたって自分たちが社会に奉仕する道はないだろうか、自問自答してみました。草創期においては札幌市に対して樹木の寄贈を長年行いました。これは市民が町並みの形成に豊かな緑を望んでいることをアピールするきっかけになったと信じております。今や、札幌は全国でも指折りの美しい都市に挙げられます。また近年は知的障害をもつ施設を訪問して歌で交流する活動を行っております。
 競争原理万能主義が横行する昨今ですが札幌東ロータリークラブはこの歌の交流を通じて自分たちが施設の人たちから多くのことを学んでいると感じております。ロータリーの社会奉仕活動は地味なものでも長い時間を経て浸透してゆくものではないでしょうか。
札幌東ロータリークラブは創立50周年を記念して新しい社会奉仕活動として『ヒブワクチン接種促進運動』をキックオフいたします。1日も早く日本の乳幼児全員から細菌性髄膜炎の恐怖を取り除き、明日の日本を担う健康な子供たちの成長を願わずにはいられません。

札幌東ロータリークラブ 2008~2009年度会長 星野 恭亮


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2010年6月7日